Saitama Classic 2020大会レポート！

Japan Strongest Unity presents

【Saitama Strongman/Woman Classic 2020】

supported by SBD Apparel Japan

大会レポート

Japan Strongest Unity代表の中嶋です！

先日10/18に埼玉県某所で行われた

【Saitama Strongman/Woman Classic 2020】

大会の模様をお届け！

& ストロングマン/ウーマン競技を観る上でのポイントや、ルールなどを解説していこうと思います！

やっても観ても楽しめる！ストロングマン/ウーマン競技！

○カテゴリー

今回は3つのカテゴリーで4人ずつの選手が戦いました！

・男子エキスパートクラス

・女子エキスパートクラス

・男子ビギナークラス

今回は参加者人数の関係上(感染防止対策の一環として)

競技経験/熟練度をベースにこのようなカテゴリー分けをしましたが、 

JSUでの主催大会では以下の通りの階級を設定します！

男子　80kg 以下/100kg以下/Open

女子　60kg以下/Open

最後でも解説しますが、

来年開催予定の日本大会、これに通ずる東西それぞれの地方予選

ではこちらの階級を採用します

おれみたいに100kg以上無くたって全く問題ありません！

各階級毎の最強を目指そう！

もちろんビギナークラスを設けたイベントも定期的に行って行きますのでご安心を！

JSUスローガンの一つ！

全ての人にストロングを！

○種目

ストロングマン/ウーマン競技で行われる種目は多種多様です

同じ種目でも最高重量なのか回数なのか...など

もちろん事前に重量/ルールなどは告知されますが、どの試合でも必ず行われる種目/形式というのは存在しません

様々な動きに対応する為の幅広いフィジカル要素が求められます！

難しいところでもあり、私自身最も好きな要素の一つです

今回は以下の種目を行いました！

①オーバーヘッドプレス　ラストマン/ウーマンスタンディング

ラストマン/ウーマンスタンディングというストロングマン競技特有のスタイルのmaxの重さを競う方法でオーバーヘッドプレスを行います

簡単に言うと生き残り方式...

指定された上げ幅(今回は5-10kg)で重量を徐々に上げていきます

女子はアクセル(太いバーベル/直径50mm!!)男子はログを使用します

1ラウンド60秒or2回のチャレンジを3ラウンド行います

重量は指定幅の倍数であればスキップしても大丈夫(例 60kg-75kg-80kgなど)

ただし失敗しても重量は下げられません！！

スタート重量は

女子エキスパート　35kg

男子ビギナー　60kg

男子エキスパート　100kg

駆け引きも重要なラストマン/ウーマンスタンディングスタイル！

1位以下は重量順に順位が決まりポイントが割り当てられます

②タイヤフリップ　フェイスオフ

1on1のタイヤフリップ勝負！

対戦相手は1種目であるオーバーヘッドプレスの順位で決まります(1位vs4位/2位vs3位)

今回はジャンケンで先攻後攻を決めます

向かいあった状態でスタート

タイヤが返されて静止した状態から7秒！以内に返せなかったら負けです

返した数に関係なく

勝者に4ポイント敗者に2ポイントが与えられます(今回は4人なので)

文字通りの真っ向勝負！

上位下位の対戦、かつ返した数は関係なく負ければ強制的にポイントが半分になってしまう為、ここで順位が入れ替わるかも！？

見どころの一つです！

女子エキスパート200kg

男子ビギナー300kg

男子エキスパート400kg 

日本ストロングマン/ウーマン史上に残る過酷な種目でした...

是非皆さんにも体験してもらいたい！！

僕はもう二度とやりたくありません！！

③ヨークキャリー

ヨークと呼ばれる天秤型の物体を担いだ状態で20m移動するタイムを競います！

高重量かつ、不安定なヨーク！

やったら分かる世界一長く感じる20m！

シンプルだが、非常に過酷なストロングマン/ウーマン代表種目の一つです

女子エキスパート　140kg

男子ビギナー　200kg

男子エキスパート　350kg

制限時間は1分

クリア出来なかった場合は距離を計測し順位を決めます

④アトラスストーン

最終種目！これで順位が決まる！

その定番がアトラスストーン

ストロングマン/ウーマンのアイコンのような種目ですね！

高重量かつ巨大な丸石を床からリフトし、指定された高さのバーを越したら1回

制限時間60secの中で何回出来るか競います

持つところの無い丸石をコントロールする為には指先から下半身まで文字通り全身の筋力が必要になる超過酷な種目

ここまでにそれぞれ過酷な種目を3つこなした後にこのアトラスストーン...

この競技の最も難しい部分でもあり、最終種目は競技の中でも最大の見どころです！

女子エキスパート　50kg×1.1m

男子ビギナー　90kg×1.1m

男子エキスパート155kg ×1.3m!

最初は中々複雑に見えるかもしれません

が、こう言った工夫されたルール/演出などがこの競技の魅力でもあります！

また、順位の決め方の基準として

ポイント

という言葉が出てると思いますが、

ストロングマン/ウーマン競技は基本加点式です

各種目毎の順位に合わせたポイントが割り当てられ、その合計点で最終順位が決まります

例　参加者4名の場合

1位→4ポイント

2位→3

3位→2

4位→1

ただし、試技不成立(例　ログ、タイヤが1回も挙がらない、ヨークで進む事が出来ない)の場合は0ポイント、これは何としても避けたいところですね

今回は人数が4人だったので、比較的

読みやすい展開

なのですが、これが10人程度になってくると

途中まで順調に上位を保っていても、一つ苦手な種目で、低いポイントや、ゼロなんて出してしまうと一気に番狂わせが起こる事もあります

種目数が増えるほどそう言った場面も増えます

選手としては近隣の順位の選手のポイントは常に確認しておいて、攻める場面守る(温存)すべき場面など駆け引きを行う必要があります

○結果発表

男子ビギナークラス

優勝　塩崎選手

女子エキスパートクラス

優勝　篠田選手

優勝　中嶋(しっかり勝たせて頂きました！)

男子　大吉選手

女子　鈴木選手

Live配信視聴者からの投票でMVPを選出しました！

選出された2名にはSBD様より素敵な景品の提供が！

○大事な告知！

今回初の試みとして大会の模様をLive配信させて頂きました！

今後行われるJSU主催イベントでも配信を継続的に行っていきます！

この競技のリアルな雰囲気/魅力を伝えられるよう引き続き頑張ります！

そしてイベント第2段のお知らせ！！

Japan Strongest Unity presents

【会津  Strongman/Woman Classic 2020】

Supported by SBD Apparel Japan

の開催が決まりました！！

会場は東日本唯一&最高のストロングマンジム

Ultimate Strength(福島県会津)

日程は11/28

10/18の埼玉から考えてもかなり急ではありますが、

埼玉で産まれた熱量をさらに昇華させるべく短いスパンでの開催に踏み切りました！

今回は日本全国からの参加を受け付けます！

是非奮ってご参加ください！

また今後行われる、JSU主催の

「Classic」シリーズは

来年度行われる予定の「日本大会」

への選手選考を兼ねたものとなります！

合わせて上述の通り

「東日本予選」

「西日本予選」(2~3月の間の予定)

をそれぞれ行い(選手数の関係から東西予選は男子のみの予定)

各階級上位3名が日本大会に進む事が出来ます！

各階級毎の勝者、

これにClassicシリーズ好成績枠

を加えて各カテゴリー10名前後で日本大会を行い、

「日本一」

のストロングマン/ウーマン

を競って貰います！！

今回行われる会津classicを含めたclassicシリーズでは、日本大会に相応しい選手を発掘する事も目的の一つとなってます

従って東西予選に比べて、それなりのレベルの高さの競技になる事に加え

男女共にopen class(無差別級)

のみの実施/選手募集になります！

軽量級から重量級まで混ざって行われる事が予想されるので、順位に関わらず日本大会へ招待される可能性があると言う事です

日本大会出場を招待された場合、

選手任意の階級で日本大会に出場出来ます

決して100kg/60kg以上の選手のみを募集してるわけではないので、今後ストロングマン/ウーマン競技で日本一を目指したいという猛者は是非

会津　Strongman/Woman Classic2020

にて、実力をアピールしてください！

会津Strongman/Woman Classicの種目や募集要項などの詳細は

Japan Strongest Unityか中嶋のインスグラムアカウントからご確認下さい

多くの方のご協力、応援のおかげで、

日本における

ストロングマン

ストロングウーマン

競技が本格的に形になり始めました

日本の日本による日本の為の筋力文化

を一緒に作って行きませんか？

全ての人にストロングを！

最後までご覧になって頂きありがとうございました！